起業失敗から再起

20代で起業、破産、うつ病を乗り越えて、現在では取締役兼サラリーマンとして再起致しました。同じように悩んでいる方へ経験談を参考にしてもらえればと思います。

2000万円越えの借金

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資金も底をつき、気づいた時には1000万円の借入だけが残りました。住宅ローンも併せたら2500万円以上の借金です。その時の事を振り返ると廃人そのものでした。体調にも支障をきたしていきます。

 

【目次】

 

 

うつ病の発症

  • 夜が眠れず消えたいという衝動にかられる

  • 頭痛がひどく胃がキリキリする

  • 何をしていても楽しいという感情がない

  • やる気がでずに起き上がれない

  • 下痢や嘔吐、食欲不振

  • 背中の痛みによるイライラ

  • 人と会う事や話しをするのが億劫

 

他にも様々な体調不良があり、死んだ方が楽なのではないかと常に考えていました。精神科を受診して精神安定剤を処方してもらいました。「サインバルタ」という薬を使用していたが、体質に合わないのか吐き気や動悸の副作用がひどく医師に相談して「リボトリール」へ変更してもらった。

リボトリール」はてんかん予防にも効果的な薬らしく、眠気はあったが、効果は実感できた。しかし気休めにはなったが現状が変わるわけではない。

 

変わらない現実

  • 仕入れ先からの未収金の催促
  • 税金の未納通知
  • 消費者金融からの連絡
  • クライアントの対応

 

すべてを投げ出したい、、

現に催促や連絡をいつのまにか無視をしており、毎日毎時間電話が鳴りっぱなしで着信音が恐怖であった。クライアントへは従業員である弟が対応していた為、幸いクレームなどもなく信頼関係は継続できていた。

 

催告を無視し続けた結果

ついに弁護士事務所からの督促状が届いた。封書を開けると200万を一括請求との内容が記載されていた。ただ月々の支払いもままならない状況で、一括返済など到底無理であることは明白であった。

この時クライアントは大事であったが、借入についてはどうにでもなれ!と思っていたので極めて冷静だったのを覚えている。知り合いの弁護士に相談して債務整理の話を進めました。

 

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

 

生活を再建するために、借金の軽減や免除をしてもらう手段です。いずれの手続きにおいても弁護士へ依頼すれば、債権者からの督促は止まります。